FTSE JPX Net Zero Japan インデックス・シリーズは、FTSE JPX Japan 500 Reference Index および FTSE JPX Japan 200 Reference Index* の構成要素に基づいて日本企業のパフォーマンスを反映するように設計されており、インデックス構成銘柄のウェイトは、低炭素経済への移行に伴うリスクと機会に応じて調整されます。
構成銘柄のウェイトは、化石燃料埋蔵量、炭素排出量、グリーンレベニュー、TPI 経営品質 (MQ)、TPI カーボン・パフォーマンスに応じて傾斜付け (ティルト) され、1.5℃/2℃未満 シナリオへの移行の進捗/企業のパフォーマンスが反映されるようになっています。
また、インデックスは EU の気候移行ベンチマーク (CTB) の基準に沿ったものとなっており、FTSE Russell のターゲット・エクスポージャー手法を用いて、対参照ベンチマーク比で 30% 以上の炭素排出量削減を目標とし、2050 年までに「ネットゼロ」を達成する脱炭素化シナリオを適用しています。
本インデックス・シリーズの構成
- FTSE JPX Net Zero Japan 500 Index
- FTSE JPX Net Zero Japan 200 Index
本インデックス・シリーズのデザインは TPI の指標評価および FTSE Russell の気候フレームワークからなる 5 つの気候指標を用います。
- 化石燃料埋蔵量: 化石燃料埋蔵量を保有する企業をアンダーウェイト
- 炭素排出量 (GHG) : セクターニュートラルな手法を採用し、企業の温室効果ガス排出量に応じてオーバー/アンダーウェイト
- グリーンレベニュー: グローバルなグリーン経済から収益を上げている企業をオーバーウェイト
- TPI 経営品質 (MQ) : 低炭素経済への移行に関連するリスクや機会の管理の度合や、気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD) の主要課題への取り組みに基づいて企業をオーバー/アンダーウェイト
- TPI カーボン・パフォーマンス: 1.5℃ / 2℃ 以下目標達成のための温室効果ガス排出量削減軌跡へのコミットメントで企業をオーバーウェイトまたはアンダーウェイト
本インデックス・シリーズは、パフォーマンスのベンチマーク、またはインデックス・ファンド、デリバティブ、上場投資信託 (ETF) などの指数連動型の投資商品の基準として利用することができます。
* 親インデックスである FTSE JPX Japan 500 Reference Index は TOPIX 500 の銘柄で構成され、FTSE Russell の浮動株比率やコーポレート・アクションが加味されます。FTSE JPX Japan 200 Reference Index は、FTSE JPX Japan 500 Reference Index の構成銘柄のうち時価総額の大きい上位 200 銘柄で構成されます。
TOPIX 500 指数値および TOPIX 500 マークは、株式会社 JPX 総研または株式会社 JPX 総研の関連会社 (以下、総称して「JPX」といいます) が所有する財産権であり、TOPIX 500 指数値の算出、公表、使用など TOPIX 500 に関するすべての権利およびノウハウ、ならびに TOPIX 500 マーク関するすべての権利およびノウハウは JPX が所有しています。
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