サステナブル投資アセット・オーナー年次調査 2024
FTSE Russell は、アセット・オーナーのサステナブル投資に関する考え方や優先事項、意思決定について理解を深めるために年次調査を実施しています。
本調査では、市場の動向を把握し、いくつかの好ましいトレンドを明らかにしています。
- アセット・オーナーは、サステナブル投資の導入に関して規制が以前ほど障害にならなくなったこと、サステナブル投資データへの信頼が高まっていること、多様なリソースとパッシブ運用戦略を重要視しつつあることを明らかにしている。
- 大手のアセット・オーナーは、全体的な投資戦略における主要な構成要素として、サステナブル投資の導入を率先して行っている。
- 世界的にマクロ経済の逆風が続いているにも関わらず、見通しは明るい。調査対象のアセット・オーナーのうち 74% が、投資戦略にサステナブル投資の要素を組み入れ、評価している。
主な調査結果
アセット・オーナーは気候リスクが投資に多大な影響を及ぼすことを懸念している
主な統計データ
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86%運用資産が100億米ドル以上のアセット・オーナーのうち、投資戦略の一環でサステナブル投資要素を組み込んでいると回答した人の割合
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90% 以上のアセット・オーナーは、サステナブル投資や ESG に関する規制が、2024 年におけるサステナブル投資の目標達成に寄与していると考えている。
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66%のアセット・オーナーは、パッシブ運用戦略を通じてサステナブル投資の考慮事項を組み込んでいるか、組み込むことを検討している。
過去のアセット・オーナー向け調査
FTSE Russell は、機関投資家とその投資慣行におけるサステナビリティの役割と影響について、8 年間の調査結果を保有しています。これにはスマート・サステナビリティ (スマートベータとサステナビリティという 2 つのトレンドの融合) に関する 4 年にわたるインサイトも含まれます。ESG とスマートベータを組み合わせる最近のトレンドより前の動向については、FTSE Russell 独自のスマートベータ調査のアーカイブをご覧いただけます。