- 日本籍初のラッセル1000米国株式インデックスファンド新規設定に伴い、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が運用を開始し、株式会社SBI証券が販売を開始いたします。
- 本ファンドは、NISA成長投資枠の対象ファンドとなります。
グローバル・インデックス・プロバイダーであるFTSE Russell(以下、「当社」)は、本日、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長:菱田 賀夫(以下、「三井住友トラスト・アセットマネジメント」)、株式会社SBI証券(代表取締役社長:髙村 正人(以下、「SBI証券」)との協働により、日本籍初のRussell 1000® Index連動型投資信託「My SMTラッセル1000米国株式インデックス(ノーロード)(以下、(「本ファンド」)」が新規設定されたことをお知らせいたします。本日より、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用を開始し、SBI証券が販売を開始いたしました。
昨年、40周年記念を迎えたRussell インデックスのひとつ、ラッセル1000米国株式指数は、米国株式ユニバースの大型株セグメントのパフォーマンスを測定する主要大型株指数の一つです。ラッセル1000は、約1000銘柄の米国大型株式で構成され、時価総額ベースで米国株式市場の投資可能なユニバースの約93%をカバーしています。また、2023年末時点でグローバルで10兆ドル以上がRussellのインデックスをベンチマークとして採用しています。
ラッセル米国株式指数の投資家が享受できる重要なメリットの一つとして、タイムリーなIPO銘柄の組み入れが挙げられます。新規上場企業は、ラッセルの3月、9月、 12月の四半期レビューで追加され、6月の年次インデックス・リバランスと合わせて、米国経済をけん引する主要企業がタイムリーに組み入れられています。これにより、新興成長企業への投資機会を他の米国主要指数に比べてこれまで最大で10年も早く組み入れて投資家に提供してまいりました。
NISA制度が注目を集める中、日本の個人投資家による米国株式インデックスファンドへの需要が高まっています。本ファンドは、2024年1月に導入された少額投資非課税制度であるNISA成長投資枠対象ファンドとして設定されました。
フィオナ・バセット, FTSE Russell CEO「日本籍初のラッセル1000インデックス・ファンドのローンチをSBI証券様、三井住友トラスト・アセットマネジメント様とご一緒に実現でき大変喜ばしく思います。ラッセル1000指数は米国経済の真のダイナミズムを捉える指数であり、ルールに基づいた透明性の高い手法で構築されています。本ファンドにより、日本でも需要の高い米国大型株市場への新たな投資機会を日本の投資家の皆様にもご提供できることを大変うれしく思います」
株式会社SBI証券代表取締役社長 髙村 正人 「新NISAもいよいよ2年目に入り、お客さまのニーズに合わせた多様な運用商品の提供がますます求められています。今回、ラッセル1000指数に連動する日本の国内投信として初のファンドを取り扱う機会を得たことをとても嬉しく思います。SBI証券は今後も「顧客中心主義」のもと、良質かつ低コストの運用商品を提供することで、お客さまの最適な資産形成に貢献していきます」
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社代表取締役社長 菱田 賀夫「米国株式の代表的な指数であるラッセル1000インデックスの公募ファンドを初めて日本の投資家の皆様に提供できることを大変嬉しく思います。2024年1月に新NISA制度が開始してから1年が経ち、個人投資家の裾野の拡大とともにインデックスファンドに大きな注目が集まっています。その中でも投資ニーズの高い米国株式インデックスの新たな選択肢を提供することで皆様の資産形成の一助となることを期待します」
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FTSE Russell のインデックスに関する専門知識やプロダクトは、世界中の機関投資家や個人投資家によって幅広く利用されています。約15兆9,000億ドルがFTSE Russell のインデックスをにベンチマークとして参照しています。一流のアセット・オーナー、資産運用会社、ETFプロバイダー、および投資銀行が、投資パフォーマンスを計測し、ETF、仕組商品、インデックス・ベースのデリバティブ商品を組成するためにFTSE Russell のインデックスを参考にしてきました。
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