FTSE Russell の ESG スコアとデータモデルでは、ESG の課題に対する企業のエクスポージャーと管理について、投資家は多面的に理解することができます。ESG スコアは、ピラーとテーマのエクスポージャーとスコアに分類できる総合評価で構成されています。ピラーとテーマは、300 以上の個別調査項目の評価に基づいて構成され、各企業の事業内容に応じて適用されます。
投資家のニーズに対応した柔軟なデータ主導型ソリューション
- ESG に関するエクスポージャーの管理を支援
- スチュワードシップの必須要件への適合
- ESG データの証券分析およびポートフォリオ分析への統合
- ESG を考慮に入れた投資戦略の実行
ESG スコアは、環境、社会、ガバナンスの 3 つの柱で構成されています。
主な特長
FTSE Russell の ESG スコアを採用するメリット
ESG スコアはオンラインでアクセスでき、FTSE All-World Index、FTSE All-Share Index、および Russell 1000® Index の構成銘柄を含む、47 カ国の先進国と新興国市場の 8,000 銘柄が含まれます。
データ・モデルでは、ユーザーによるカスタマイズが可能で、各ユーザーのニーズに合わせてデータをさまざまな方法で詳細に分析することができます。
スコアはエクスポージャー加重平均によって算出されます。つまり、企業のスコアを決定する際、最も重要な ESG 課題に最も高いウェイトが置かれます。
企業を評価、格付けするためのルールを明確に定義した ESG スコアとデータモデルで、企業リサーチにおいて優れた定量的データツールとなります。
ESG データ・モデルは、投資家、企業、NGO、組合、学界の専門家で構成される独立した外部委員会によって監督されています。
ESG スコアは、国連の持続可能な開発目標 (SDGs) との整合性を保っています。ESG フレームワーク下にある 14 のテーマには、SDGs の 17 ゴールすべてが反映されています。
データ収集とコーポレート・エンゲージメント
- FTSE Russell の ESG 企業調査は、公開情報のみを採用しています。企業へのアンケートはお送りしておりません。
- 企業は、当社の Web ベースの調査プラットフォーム (SID) (英語) にアクセスでき、約 4 週間のレビュー期間が与えられ、当社の暫定 ESG 評価を確認、フィードバック (追加の公開情報など) を提供することができます。
- サステナブル投資のデータ・アナリストがこのフィードバックを確認し、評価の変更が必要かどうかを判断します。
- さらに、企業コミュニケーションのプロセスも確立 (英語) しています。企業はメール (ftse4good@ftserussell.com) を通して当社担当者に当社の ESG 評価の手法等日本語で問い合わせをすることができます。
ESG 格付けおよびデータ製品プロバイダーに係る行動規範
これらの原則へのコミットメントに基づき、LSEG は、国際資本市場協会 (ICMA) および国際規制戦略グループ (IRSG) が公布した ESG 格付けおよびデータ製品プロバイダーに係る行動規範 (英語)、ならびにシンガポール金融管理庁が業界関係者と共同で作成した ESG 格付けおよびデータ製品プロバイダーに係るシンガポール行動規範 (英語) に賛同しています。これらの賛同は、業界のベスト・プラクティスを遵守し、ESG データおよび格付けに関する IOSCO の勧告 (英語) に沿うという LSEG の姿勢を反映するものです。
リサーチとインサイト
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