アセットオーナーによるサステナブル投資意向は引き続き堅調

日本のメディアは、ESG をめぐる政治情勢の進化を報道してきました。グリーンウォッシングやサステナブル投資に対する規制強化についての懸念がアセットオーナーのESG 投資縮小を引き起こすのでしょうか?

FTSE Russell サステナブル投資 アセット・オーナー 年次調査 2024からその詳細を探ります。

SGX との共同執筆による日本の ESG とパッシブ投資の最新レポート

四半期ごとに、日本のサステナビリティ基準の進展、日本の上場企業の ESG パフォーマンスと市場全体指数との比較、そして指数連動型 SGX FTSE Blossom Japan Index Futures の成長について検討しています。

最新レポートでは、日本のサステナビリティ基準の動向、通常の市場インデックスと比較した日本の上場企業の FTSE ESG スコア、指数連動型 SGX FTSE Blossom Japan Index 先物の成長についてレビューしています。

四半期分析：

• 世界の政治情勢が変化し、グリーンウォッシングに対する懸念が高まっているにもかかわらず、私たちの調査では、特に機関投資家の間で、サステナブル投資ソリューションに対する世界的な投資意向が依然として強いことが示唆されています。
  
• Blossom Japan および Blossom Sector Relative Indices の両方とも、ベンチマークである FTSE Japan All Cap Index を、四半期ベースと 2024 年の年次ベースの双方において上回りました。
  
• SGX FTSE Blossom Japan Index 先物は、引き続き日本の ESG デリバティブとして選ばれており、建玉 (米ドルの想定元本) の市場シェアは 98% です。