最終更新日: 2024 年 9 月 27 日
World-Check プライバシーステートメント
本プライバシーステートメントでは、Refinitiv Limited (以下、「Refinitiv」または「当社」) が、World-Check サービス (以下、「World-Check」) に関連して、対象者の個人情報をどのように取得し、取り扱い、開示し、保存および保護するかについて説明しています。
また、当社の概要、適用される法律によってお客様に認められる可能性のあるお客様の権利について、ご質問がある場合にどのように当社までお問い合わせいただけるかが記載されています。また、World-Check サービスに関する詳しい情報については、こちらをクリックしてご確認ください。
なお、本和訳は、英語版の原文のご参考のために便宜上作成されたものです。本和訳について疑義や不明瞭な点がある場合は、英語版の原文をご参照ください。英語版はこちらからご確認いただけます。
当社について
Refinitiv Limited は英国で法人登録されているロンドン証券取引所グループ企業 (以下「LSEGグループ」) の一員であり、World-Checkにおける個人情報の処理を管理する責任を担う企業です。
本プライバシーステートメントの適用範囲
本プライバシーステートメントは World-Check についてのみ適用されます。LSEGグループがその製品、サービス、ウェブサイト、プラットフォーム、ソフトウェア、アプリケーション、イベントに関連してユーザーから収集した情報に適用される、LSEGの一般的なプライバシーポリシーについては、こちらをクリックしてください。
World-Check が保有する個人情報の対象
- World-Check は、金融機関、法人、プロフェッショナル・サービス会社、政府、法執行機関、規制当局ならびにその他の World-Check 顧客および LSEG グループ企業 (以下、「World-Check ユーザー」) が、自己の法的もしくは規制上の義務、および公共の利益のためのリスク管理の手順に従い、以下の目的 (ただし、下記に限定されない) でデューデリジェンスおよびその他のスクリーニング業務を遂行するための情報を保有します: マネーロンダリング防止、顧客確認 (KYC)、贈収賄および汚職防止、その他の規制遵守のためのチェックを目的としたもの。または金融犯罪、詐欺、重大な違法行為もしくは不正行為、その他の犯罪もしくは違法行為 (現代の奴隷制度、違法取引、環境犯罪など) および非倫理的行為の防止、調査、検出もしくは訴追を目的として実施するもの (以下、総称して「チェック」)。
- World-Check は、World-Check ユーザーが顧客、ベンダー、ビジネス・パートナー、その他の取引相手について行うチェックのスピード、正確性、透明性を向上させる様に設計、管理されています。
- World-Check は子供を対象としたものではありません。子供に関する個人情報を取得し、使用する限られた状況 (例えば、以下に定義する PEP の子弟の場合など) においては、当社は業界のガイドラインと適用法を遵守します。
- 対象者の個人情報は、パブリック・ドメイン・データ (以下に定義) により、World-Check ユーザーがチェック目的のために知るべき情報があることが示唆される場合に限り、World-Check に含まれます。
World-Check ユーザーは、チェックを実施する際、World-Check のメディア検索ツールを利用して、メディア・ソース内に含まれるパブリック・ドメイン・データを検索することも選択できます。例として、World-Check ユーザーの顧客、ベンダー、ビジネスパートナー、その他の取引相手の名前をメディア検索することができます。詳しい情報はこちらをクリックしてご覧ください。
World-Check にご自身の個人情報が含まれていることを理由として、金融機関などの World-Check ユーザーと取引が行えないということはありません。World-Check にご自身の個人情報が含まれているかどうかについてはこちらからご確認いただけます。World-Check のサービスについてのよくあるご質問 (FAQ) はこちらをクリックしてご覧ください。
一般的に、パブリック・ドメイン・データが以下のことを示唆している場合、対象者の情報が World-Check に含まれます。
- 対象者が、FATF 勧告が規定する「重要な公的地位を有する人物」(以下、「PEP」)であったり、またはマネーロンダリング、テロ資金供与、贈収賄または汚職防止関連の国内法令の下で、PEP と同様のカテゴリーの人物 (上級外交官、司法関係者、宗教指導者、軍の重要人物、労働組合員など) に該当する場合。FATF 勧告とは、Financial Action Task Force (金融活動作業部会) (以下、「FATF」) が公表しているマネーロンダリングおよびテロ資金供与対策の国際基準です。FATF は、1989 年に G7 によって設立された政府間組織で、現在は約 40 のメンバーが加盟しています。
- 対象者が、FATF 勧告が規定する PEP の親密な関係者である場合。これには子供が含まれる場合があります (例えば、PEP の子弟、または PEP のその他の未成年の扶養家族など)。当社が子供の情報を収集する場合は、適用法と業界ガイドラインを遵守します。
- 対象者が、マネーロンダリング、テロ資金供与、贈収賄、汚職または同様の行為に関連して、規制機関、法執行機関、政府機関のウェブサイトに掲載されている場合。
- 対象者が、政府または国際機関の制裁リスト (欧州連合が発行する制裁リストなど) に含まれている場合。
- 対象者が、テロリストまたは金融犯罪関連の行為とつながりがある場合。
- 対象者が、前提犯罪として知られている、マネーロンダリングまたはテロ資金供与の前兆の可能性のある犯罪 (武器密売、密輸、詐欺行為、組織犯罪グループへの加入、環境犯罪、戦争犯罪など) について訴追、捜査、逮捕、起訴されたり、又は有罪判決を受けた場合。もしくは、こうした行為への関与が疑われる場合。
- 対象者が、責任ある地位 (企業の役員など) の資格を剥奪されたり、そうした地位に就くことを禁じられている場合。
World-Check に対象者の情報が含まれていることにより、当該対象者が金融犯罪、テロ行為もしくはその他の犯罪行為、違法行為、非倫理的行為に関与した、またはつながりがあることを示唆するものではありません。例えば、PEP と認識されている場合、当該対象者が現在、重要な政治的役割または政治に関連した重要な役割を担っているか、過去に担っていたこと、または現在そのような役割を担うもしくは過去に担っていた人物と関係があるということを World-Check ユーザーに示唆しているに過ぎません。
チェックを実施する目的で受領した World-Check データをどのように使用するかは、World-Check ユーザーが各自で判断します。こうした判断についてのご質問は、該当する World-Check ユーザーにお問い合わせください。World-Check サービスに関する詳細はこちらをクリックしてご覧ください。
「パブリック・ドメイン・データ」とは、(1) 一般にインターネット上で公開されている個人情報。(2) (i) データ主体 (もしくは個人情報に関連する消費者や個人)、(ii) 広く配布されているメディア、または (iii) データ主体が個人情報を開示した者 (ただし、データ主体が情報の開示先を特定の者に限定したことを Refinitiv が知らない場合に限る) により、またはこれらのいずれかから、適法に一般大衆に提供されていると Refinitiv が信じるに足る合理的な根拠がある個人情報。(3) 政府機関、部門、部署もしくはその他の運営組織の記録、データベース、および/またはシステムから電子的、紙またはその他の形式で適法に利用可能な個人情報。これには、(i) 制裁リストまたは監視リスト、(ii) 法執行機関、裁判所、規制当局、登記機関やその他の政府当局のウェブサイトおよびデータベース、(iii) 議会、地方自治体、個々の政治家のウェブサイト等の政治的ウェブサイトおよび出版物、(iv) 信頼性の高いニュースメディアおよび出版物、(v) 本人が自ら公開した情報源 (ウェブサイト、ブログ、ソーシャルメディアアプリケーションなど) から入手した個人情報などが含まれます。
当社が処理する個人情報の種類
当社は World-Check の一貫として、チェックに関連する場合において、パブリック・ドメイン・データからの情報を取得し、取り扱う場合があります。
World-Check ユーザーは、チェックの強化や補完の目的で、World-Check 内の検索ツールを利用してメディアソースに含まれているパブリック・ドメイン・データをオプションで検索することもできます。こうした検索ツールを利用することにより、World-Check ユーザーは調査目的で自己の顧客、ベンダー、ビジネスパートナー、その他の取引先の氏名とキーワードを検索エンジンに入力することができます。検索エンジンは、メディアソースを検索し、入力された氏名とキーワードに基づいた検索結果を返します。キーワードは World-Check ユーザーが選択できますが、その目的は、以下に記載されている種類の情報の検出です。ご自身がこうした検索の対象者となった場合、ご自身の氏名 (または類似の氏名) が、当該氏名が含まれた記事と共に表示され、その記事に含まれている関連キーワードも共に表示されます。しかし、World-Check ユーザーは、当該記事の人物が実際に対象者であるとは限らないこと、およびパブリック・ドメイン・データに含まれているすべてが真実であるわけではないことを理解しています。World-Check ユーザーには、自身で追加措置を講じて情報を検証し、その使用法を判断する義務があります。
World-Check は、対象者に関する以下の種類の個人情報を保有する場合があります。
- 個人の特定につながる情報 (氏名、別名 (お持ちの場合)、年齢、生年月日、性別、居住国、パスポート情報、国籍など)
- パブリック・ドメイン・データの個人識別番号 (社会保障番号、国民保険番号など)
- 対象者が PEP または PEP の親密な関係者である場合は、家族情報 (婚姻状況や扶養家族など)
- 雇用/役職および教育情報 (勤務している組織、公的役割 (政治、外交、宗教、司法、軍事、労働組合を含む)、仕事での肩書、学歴など)
- 職務上および個人的な関係 (仕事上または個人的に関係している可能性のある組織 (制裁対象の船舶や航空系を含む) および個人など)
- 収入や資産を把握するために関連する資産情報 (倒産または破産申請など)
- 制裁リスト、または取締役やその他の責任ある地位を剥奪された者の公開リストへの掲載 (該当する場合)
- 対象者のマネーロンダリングやテロ資金供与、またはこうした犯罪の前兆となる前提犯罪と呼ばれる犯罪 (金融犯罪、違法取引、環境犯罪、密輸、組織犯罪グループへの加入など) への実際の関与又はその疑いに関するパブリック・ドメイン・データ
- ウェブサイト、ブログ、ソーシャルメディアアプリケーションへの対象者による投稿
World-Check 上の個人情報には、特定の法域および当該法域において適用されるデータ保護法に応じて、以下の所謂「センシティブ (sensitive)」または「特別な種類 (special categories)」に該当する個人情報が含まれている場合があります。(i) 政治的見解に関する情報 (対象者が政党内にポストを持つ PEP である場合など)、(ii) 性的指向に関する情報 (World-Check が対象者を PEP の配偶者またはパートナーとして記録している場合など)、(iii) 宗教的信念に関する情報 (対象者が PEP に該当する上位の宗教指導者である場合など)、(iv) 人種または民族的出自に関する情報 (World-Check に含まれている氏名、居住地、国籍やその他の情報から合理的に推測できる場合など)、(v) 労働組合の組合員である情報 (対象者が PEP に該当する上位の労働組合員である場合など)、(vi) 対象者の実際のまたはその容疑のある犯罪行為に関する情報 (マネーロンダリングやテロ資金供与、またはこうした犯罪の前兆とされる犯罪に該当する場合など)。
当社は、World-Check に含まれる対象者に関する個人情報が正確で関連性が高く、また過大なものにならない様、厳格に管理しております。World-Check の情報取得時には詳細なリサーチおよびスクリーニングプロセスを行い、これらプロセスの遵守状況をモニタリングしています。
当社が個人情報を使用する目的
当社は、World-Check ユーザーによるチェックを円滑にし、規制要件を遵守するために、また World-Check の適切な管理や当社の権利保護に関連した目的のため、情報を使用します。以下にこうした目的の詳細を記載します。
対象者の個人情報が World-Check に含まれている場合、以下の目的で取り扱い (取得、使用、共有および保有) が行われます。
- World-Check ユーザーによるチェックを円滑にするため
- 当社にお問い合わせいただいた際に、当該対象者のご要望やご質問に対応するため
- 裁判所、法執行機関、規制当局、およびその他の国家の諸機関および政府当局 (ご自身の居住国以外の国を含む) からの要請に従うため
- 当社の権利を行使したり、申し立てから当社を保護し、LSEG グループまたは当社と連携する第三者に適用される法令を遵守したりするため
- 弁護士、会計士、コンサルタント、情報セキュリティ専門家などの当社のプロフェッショナルアドバイザーからサービスを受けるため
- 当社の権利を保護するため
- World-Check の運用をサポートするため
当社が個人情報を処理する法的根拠
一部の法律では、当社が対象者の個人情報を処理する正当な理由について説明することが求められます。当社は、当社または第三者の正当な利益に基づいて一般的な個人情報を取り扱います。通常、当社は適用法に基づき、重大な公共の利益を理由として、特別な種類のデータや犯罪データを取り扱います。
当社は、欧州の法律により、本プライバシーステートメントにおいて、対象者の個人情報を処理する法的根拠について説明することが求められます。
当社は、World-Check ユーザーが、法令および規制上の義務を遵守し、金融犯罪、詐欺、重大な不正行為や不正から公衆を保護する目的でチェックを実施することは World-Check ユーザーの正当な利益であるという根拠に基づき、対象者の一般的な個人情報を取り扱います。さらに、こうしたチェックを促進するために事業を行うことは当社の正当な利益にもつながります。また、金融犯罪、詐欺、重大な不正行為や不正を防ぎ、検出することは、当社および公衆の正当な利益につながります。公共の利益のために、対象者の個人情報についてチェックが実施されることにより、当該個人情報が使用されることは、合理的に見込まれることです。World-Check に対象者の個人情報が含まれていることにより、当該対象者との取引を行うかどうかの判断を下す前に World-Check ユーザーがチェックを実施することになるため、当該対象者の利益は、当社および World-Check ユーザーの利益と異なると感じられるかもしれません。しかし、チェックの実施には重大な公共の利益があることから、当該対象者の利益が優先されることはありません。
当社は以下を根拠として対象者の特別な種類の情報を処理します。
- 対象者により明白に公開された情報
- その他、適用法 (マネーロンダリング、贈収賄、汚職、制裁回避を防止する法を含む) に基づき、重大な公共の利益を理由として、取り扱いが必要とされる場合
当社は、適用法で認められていることを根拠に、実際の犯罪行為、またはその容疑に関する情報を取り扱っています。
当社が個人情報を開示、共有する相手先
当社は、World-Check ユーザー、提供する製品やサービスのために World-Check のデータを必要とする LSEG グループ会社、当社に助言やサービスを提供する第三者 (プロフェッショナルアドバイザーを含む)、当社と連携するビジネスパートナーに対し、チェックの目的において、法令により要請される場合、または法律遵守のために望ましい場合に World-Check の情報を提供します。当社の第三者サービスプロバイダーが、当社へのサービス提供以外の目的で、当社が提供した個人情報を共有または使用することは禁止されています。
対象者の個人情報が World-Check に含まれている場合、当該個人情報は以下の相手先に提供されます。
- World-Check ユーザー。当社は、World-Check の情報にアクセスする正当な必要性がある場合のみ、World-Check ユーザーに World-Check の情報を提供します。また、World-Check ユーザーに対しては、チェックの実施、または法律に従ったその他の目的でのみ利用するよう求めています。World-Check ユーザーが、当社が許可した限定的な目的を逸脱して World-Check の情報を利用した場合、当該 World-Check ユーザーによる World-Check の利用を終了する場合があります。
- LSEG グループ。当社は、LSEG グループ会社が、提供する製品またはサービスのために World-Check のデータを必要とする場合、個人情報保護を目的とした厳格な手順の遵守を条件として、当該会社に対象者の個人情報を提供します。
- 第三者サービスプロバイダー、プロフェッショナルアドバイザー、ビジネスパートナー。World-Check の提供と管理の支援を得るため、限られた第三者サービスプロバイダー (IT システムプロバイダー、ホスティングサービスのプロバイダー、技術サポートプロバイダーなど) に対し、World-Check が保有する情報へのアクセスを認めています。また、当社と連携し、共同ブランドのサービスを提供している、またはコンテンツを提供している限られたビジネスパートナーに対しても、World-Check データへのアクセスを許可しています。場合により、当社のプロフェッショナルアドバイザー (弁護士、会計士、コンサルタント、情報セキュリティ専門家を含む) に対しても、「当社が個人情報を使用する目的」で規定される目的で、対象者の個人情報を開示します。
- 関係当局、裁判所、裁決機関。また、当社は、前述の「当社が個人情報を使用する目的」で規定される目的に関連して、当社が開示を義務付けられる場合、または開示を要求された場合、関係当局 (国内や国際的な規制機関、執行機関、裁判所やその他の裁決機関を含む) に情報を開示します。
- 事業移転。当社の事業、資産または株式の全部または一部の売却、合併、買収、再編、合弁事業、譲渡、移転またはその他の処分 (破産またはこれに類する手続に関連するものを含む) を行う場合、またはこれらの対象となる場合における第三者。この場合、当社は、候補となる買主、売主、アドバイザーまたはパートナーに対象者の情報を開示し、対象者の情報は事業の売却において譲渡資産となる可能性があります。
事業展開を続けていく中で、現時点では当社のビジネスの一部である資産を売却する場合があります。このような場合、取得した対象者の情報、またはその個人情報の管理を、売却する事業資産に含める場合があります。また、可能性は低いものの、当社、または実質的に当社のすべての資産が買収された場合、対象者の情報、またはその情報の管理が譲渡資産に含まれる場合があります。
当社における個人情報の保護体制
当社は、個人情報のセキュリティを重視しており、対象者の個人情報の安全性、正確性、関連性を維持するために、物理的、電子的および管理上のさまざまな措置を講じています。こうした措置と当社の情報セキュリティポリシーは、広く受け入れられている国際基準と緊密に連携しており、定期的に見直され、当社のビジネスニーズ、および技術上、規制上の要件の変更に応じて適宜更新されます。
これらのポリシーおよび措置には次のようなものが含まれます。
- World-Check に含まれる対象者の個人情報の正確性と関連性を確保するための、 World-Check 情報の取り込みおよび管理に関連する厳密な統制
- 当該スタッフを対象とした教育と研修。World-Check 情報 (対象者の個人情報を含む) の安全性、正確性、関連性の維持を目的として、当社のポリシー、手順、統制の認識および遵守を徹底するためのもの
- World-Check 情報 (対象者の個人情報を含む) へのスタッフのアクセスを制限する管理上および技術上の統制
- World-Check に適用される事業継続および災害復旧戦略。World-Check へのアクセスと World-Check のセキュリティの継続を保護するためのもの
- 物理的セキュリティ対策。スタッフのセキュリティ・パスおよび World-Check サーバー設置場所への厳格なアクセス制御など
- 当社ポリシー、手順、統制の遵守状況のモニタリング
さらに当社は、World-Check ユーザーとビジネスパートナーに対し、チェックに関連する場合に限って World-Check 上の情報 (対象者の個人情報を含む) を利用するように義務付ける制限を設けています。
国際間における情報の移転
World-Check はグローバルなサービスであり、LSEG グループはグローバルな組織です。対象者の個人情報は、複数の法域の受領者に移転され、対象者の居住する国以外の国で保存および取り扱われる可能性があります。これらの国々には、対象者の居住国と同水準の個人情報保護が担保されていない国、および該当する監督機関 (EU Commission、データ保護規制当局 (data protection regulator)、監督当局 (supervisory authority) など) による十分性認定や決定を受けていない国も含まれます。当社は、対象者の個人情報が国際間で移転される場合には、データ保護法 (GDPR 第 44 条から 50 条を含む) に従って適切な保護措置を講じます。これらには、契約上の保護措置が含まれることが多くあります。これらの保護措置に関する詳細情報 (該当する場合、コピーを含む) については、こちらにお問い合わせください。
当社が個人情報を保存する期間
対象者の情報が World-Check に保存される期間は当該対象者の情報の種類により異なります。詳細はこちらをご確認ください。保存期間の判断に使用される基準に関する詳細は、以下をご覧ください。
当社は、以下の基準に従って、お取引先様の個人情報の保存期間を計算します。
- 対象者の個人情報がチェックに関連している期間
- 当社が自社の責任および義務を履行したことを示す証明記録を保管するうえで妥当な期間
- 請求の申し立てが行われる可能性のある期間
- 法律で定められている、または規制当局、専門機関、専門団体、政府間機関 (金融活動作業部会 (FATF: Financial Action Task Force) など) が推奨する保存期間
- 関連する訴訟手続の存在
対象者の権利
対象者には、欧州の法律またはその他の法律に基づき、自身の情報にアクセスする権利、ならびに個人情報の修正、消去、使用制限を当社に要求する権利を有する場合があります。また、自身の個人情報の使用に異議を唱える権利、および個人情報の使用に関する同意を取り消す権利を有する場合もあります。対象者の権利を行使する方法の詳細につきましては、以下をご覧ください。
特定の例外を除き、当社は、適用されるデータ保護法に基づく対象者の権利を尊重します。欧州の法律に基づき、対象者は World-Check の個人情報に関して以下の権利を有します。また、その他の国においてもこれに類似する権利を有する場合があります。
- 主体のアクセス権 (Right of subject access): 当社が保有している、自身の個人情報の詳細およびその個人情報のコピーを書面で要求する権利
- 修正する権利 (Right to rectification): 自身についての不正確な情報を訂正または削除してもらう権利
- 削除する権利 (「忘れ去られる権利」(Right to erasure (‘right to be forgotten’)): 自身についての特定の個人情報を消去してもらう権利
- 処理を制限する権利 (Right to restriction of processing): 自身の個人情報を限定した目的で使用するよう要求する権利
- 異議を唱える権利 (Right to object): 当社の処理が公共の利益に基づき実行された場合、または当社または第三者の正当な利益のためにその処理が必要であると対象者が知らされている場合に、個人情報の処理に異議を唱える権利
対象者がいずれかの権利行使を望む場合に当社が費用を請求することはありませんが、本人確認のために情報提供をお願いしています。これは対象者ご自身のプライバシーを保護するためのものです。ご提供いただいた本人確認の証拠は、対象者の要望における本人確認の目的に限定して使用します。
個人情報に関連する対象者の権利には制限があり、特定の状況において当社は、対象者のご要望に応じる義務を負わない、応じることができない、または部分的にしか応じられない場合があります。このような場合、その正当な理由を説明します。対象者のご要望に対する当社のアプローチに関する詳細は、こちらの World-Check FAQ (よくあるご質問) を参照してください。
上記の権利を行使するための当社への連絡方法、および当社の判断にご満足いただけない場合のデータ保護規制当局への連絡方法の詳細は、後述の「当社への連絡方法」をご覧ください。
カリフォルニア州のプライバシー権
California Consumer Privacy Notice (英語) は、本プライバシーステートメントを補足するものであり、カリフォルニア州の消費者にのみ適用されます。
南アフリカ - 情報へのアクセス
当社は、適切なデータ主体が South Africa’s Protection of Personal Information Act に基づく自身の権利を行使できるよう、プロセスおよび手順を確立しています。対象者が自身の権利の行使を希望する場合は、こちら (英語) をご覧ください。当社のプロセスおよび手順、ならびに対象者の権利に関する詳細については、当社の Promotion of Access to Information Manual をご覧ください。
ブラジルのプライバシー権
Lei Geral de Proteção de Dados の対象となるデータ主体に適用される情報および開示については、こちら (英語) をご覧ください。
当社への連絡方法
当社によるお客様の個人情報の取り扱いに関してご質問、ご意見、苦情、ご提案がある場合、または前述の権利を行使したい場合は、当社のプライバシー担当部署 (contact@world-check.com) 、または以下までご連絡ください。
Data Protection Officer (データ保護責任者)
Refinitiv Limited
10 Paternoster Square London, EC4M 7LS
United Kingdom
お客様がEU市民またはデータ保護規制当局である場合、GDPRの目的上、当社の欧州代理人として Refinitiv Ireland Limited が指定されています。当社の指定代理人は、contact@world-check.com 連絡を受け付けています。または、次の宛先までご連絡ください。
Refinitiv Ireland Limited
12-13 Exchange Place
IFSC
Dublin, D01 P8H1
Ireland
また、お客様に関する情報がWorld-Checkに登録されているかどうかは、こちらから確認できます。 (英語)
また、対象者は、居住もしくは働いている国や地域、またはご自身の個人情報に関する問題が発生したと考える国や地域のデータ保護規制当局に申し立てを行う権利を有しています。欧州経済領域の国家データ保護当局 (National Data Protection Authorities) のリストは、こちら (http://ec.europa.eu/justice/data-protection/bodies/authorities/index_en.htm) をご覧ください。英国における情報コミッショナーオフィス (Information Commissioner’s Office) については、https://ico.org.uk/ をご覧ください。
本プライバシーステートメントの更新
本ステートメントは、随時更新される場合があります。
今後、対象者に影響を与えるような、本ステートメントに記載された個人情報の取り扱いについて変更や追加がある場合は、対象者との通常の連絡方法に従い、適切なチャネルを通じてお知らせいたします。
よくあるご質問 (FAQ)
Refinitiv は World-Check の私の個人情報を一般公開していますか?
いいえ、Refinitiv は World-Check の個人情報を一般向けに配布していません。許諾を受けた World-Check ユーザーのみが個人情報にアクセスできます。
Refinitiv は World-Check の適切な利用を World-Check ユーザーに周知するためにどのような措置を講じていますか?
Refinitiv は、World-Check ユーザーに対し、利用制限を設けています。
なぜ World-Check に私の個人情報が含まれていることを知らされなかったのですか?
個人情報は一般公開されているソースから収集されていますが、通常こうしたソースはメールアドレスや住所などの信頼できる連絡先情報を提供していません。さらに、もしそうした情報があった場合でも、当社はこの種の詳細な連絡先情報を処理しません。なお、World-Check ユーザーが World-Check 上で対象者に関する調査、リサーチの実施を望む場合、当該ユーザーは対象者にその旨を通知するよう義務付けられています。
なぜ私の同意を得ずに私のセンシティブな個人情報を処理しているのですか?
第一に、前述のとおり、当社は信頼できる連絡先情報は一切有しません。第 二 に、当社は World-Check ユーザーに対し、限定的な目的に限っての World-Check の利用を許可しているため、当社は対象者のご同意を得ずに個人情報を合法的に取り扱うことができます。
World-Check に私の個人情報が含まれているということは、Refinitiv が、私を否定的に見るべきだと利用者に勧めているのですか?
いいえ。その反対に当社は、World-Check に何らかの個人が含まれているからといって、自動的に (否定的または肯定的な) 何らかの推測をすべきでないことを明確にしており、これを当社の利用制限に明記しています。単に政治もしくはその他の分野で重要な地位にある、またはそうした個人と関係があるということだけで World-Check に個人情報が含まれている人も多くいます。また、例えば World-Check の個人情報に違法行為の疑いが含まれている場合、当該本人はその疑いを否定しているとみなすようユーザーに案内しています。
World-Check に個人情報が載っているということは、World-Check ユーザーは私と取引できない、またはしないということですか?
いいえ。当社は World-Check ユーザーに対し、個人との取引について判断する際には World-Check 上の個人情報だけに依拠しないよう案内しています。World-Check ユーザーは、当社が処理する個人情報の正確性を検証するために当該個人に関する確認を独自に行い、当該個人と取引するかどうかを自己判断しなくてはなりません。
World-Check の個人情報は正確ですか?
当社は、World-Check の個人情報の正確性と関連性を保証するための調査基準を維持しています。しかし、パブリック・ドメイン・データの性質上、当社が扱うデータに何らかの誤りが含まれている、または古いデータが含まれている可能性を考慮する必要があります。したがって、当社の扱う個人情報に誤りを見つけた場合、またはデータに関連性がない、もしくは過大なものだと考えられる場合には、メール (contact@world-check.com) でご連絡ください。
当社は対象者からの連絡内容はすべて十分に検討しますが、World-Check の対象者の情報が必ずしも変更または削除されるとは限りません。当社が当該情報に正確性と関連性があると判断した場合や、対象者の個人情報を変更または削除しないことが許されるその他の合法的根拠がある場合などがこれに該当します。
Refinitiv が World-Check 上で持っている私の情報の内容を知ることはできますか?
はい、World-Check 上で当社が扱う対象者の個人情報のコピーを請求することができます。当社は、対象者のプライバシーを守るため、本人であることを確認する情報の提供をお願いしています。コピーをご希望の場合はメール (contact@world-check.com) でご連絡ください。
対象者に自身の個人情報を提供する場合、料金を請求することはありません。
ご提供いただいた本人確認の証拠は当該対象者の本人確認のために限って使用し、他の目的では使用しません。当社は不合理または不当なアクセス要求を拒否する権利を有しています。
自身の個人情報のコピー請求に関するご質問がある場合は、メール (contact@world-check.com) でご連絡ください。
World-Check の私の個人情報を更新または削除することはできますか?
ご自身は World-Check のご自身の個人情報を更新または削除するよう要求できます。しかし、World-Check の個人情報の更新または削除を要求する対象者の権利は絶対的なものではないのでご注意ください。当社は、World-Check の対象者の個人情報を更新または削除しないことを合法的に許されている場合があります。こうした場合には対象者にその理由を説明します。
なお、当社は、World-Check で不正確な個人情報や古い個人情報、関連性がない個人情報や過大な個人情報を処理しないよう、十分な措置を講じています。
World-Check の個人情報の更新または削除要求をご希望される場合、そのご要求を適用法に照らして評価するため、書面での説明をお願いしております。ご要望および関係する個人情報の性質によっては、補足となる情報や資料の提供をお願いする場合があります。
個人情報の更新もしくは削除に関するその他のご質問、または必要な補足資料の種類に関するご質問は、contact@world-check.com までご連絡ください。
World-Check の個人情報の更新または削除のご要望に対する当社の判断が決定次第、書面でご連絡いたします。
定義
「パブリック・ドメイン・データ」とは、(1) 一般にインターネット上で公開されている個人情報。(2) (i) データ主体 (もしくは個人情報に関連する消費者や個人)、(ii) 広く配布されているメディア、または (iii) データ主体が個人情報を開示した者 (ただし、データ主体が情報の開示先を特定の者に限定したことを Refinitiv が知らない場合に限る) により、またはこれらのいずれかから、適法に一般大衆に提供されていると Refinitiv が信じるに足る合理的な根拠がある個人情報。(3) 政府機関、部門、部署もしくはその他の運営組織の記録、データベース、および/またはシステムから電子的、紙またはその他の形式で適法に利用可能な個人情報。これには、(i) 制裁リストまたは監視リスト、(ii) 法執行機関、裁判所、規制当局、登記機関やその他の政府当局のウェブサイトおよびデータベース、(iii) 議会、地方自治体、個々の政治家のウェブサイト等の政治的ウェブサイトおよび出版物、(iv) 信頼性の高いニュースメディアおよび出版物、(v) 本人が自ら公開した情報源 (ウェブサイト、ブログ、ソーシャルメディアアプリケーションなど) から入手した個人情報などが含まれます。